ネットでFX投資企業数のピークは06年度末の3926社となっており現在は6%減少しています。
東証などの全国の証券取引所にネットでFX投資する社数は、不動産投資信託や外国企業は集計から取り除かれています。
ネットでFX投資企業数が3年連続の減少で、3704社になっているのは深刻な問題です。
退出企業が高い原因は上場子会社の完全子会社化、MBOが活発だったことに影響しています。
こうした現状から、ネットでFX投資を予定しいた多くの企業が撤退する状況に陥っています。
日立製作所なども、上場子会社5社をTOBで非上場化し、一方で、ネットでFX投資は三菱総合研究所などの19社にとどまっています。
ネットでFX投資は景気低迷によって取引所の基準を満たせなかったことが影響しています。
未上場企業631社を対象として、2010年ネットでFX投資予定をしている企業は約1%の7社にとどまっています。
ネットでFX投資の時に希望する株価は、1万5000円台と発表されています。
公開株がネットでFX投資での狙い目で魅力ではあるのですが、最近では競争率が高くて中々当たらないのが現状のようです。
日本では昨年は上場企業数が114社減少して、ネットでFX投資は19社のみになっていますが、英ロンドン証券取引所でのネットでFX投資企業数は、302社減少して2770社です。
東証の社長からは、ネットでFX投資社数が50社から100社に達するとの強気な発言もありましたが、実際には、2010年の現状では8社のみとなっています。
ネットでFX投資される企業の株取引でいくらか儲けようと思えばそれなりの研究が必要です。
ネットでFX投資は今の経済状態では予定する企業も含めてあまり期待はできないでしょう。
厳しい景気でネットでFX投資予定の企業が今後どれだけ、巻き返しを図ってくるかによって、投資家の意気込みも変わってくることでしょう。